STUDIO POLICY DESIGNとは?
STUDIO POLICY DESIGNは、アメリカ合衆国ニューヨーク市にあるパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)へ留学した、行政官3名により、日本で立ち上げられた、一般社団法人です。行政官の留学先の専攻としては、公共政策学、経済学、経営学(MBA)等がメジャーですが、日本の公務員が美術大学にて「Master of Fine Arts = MFA」(美術学修士)を専攻するのは史上初のことでした。 パーソンズ美術大学は、日本ではあまり聞きなれない大学ですが、近年の調査(※)では、アート&デザインスクール部門で、全米1位、世界2位の評価を得た大学です。
ビジネスの世界では、MBAの取得が高く評価されてきましたが、近年はMFAを持っている人が高く評価されはじめているとも言われ、更にイノベーションを起こす力として「デザイン」が注目されてきています。AIやバイオ技術といった技術の革新に伴い社会のあり方が大きく変わりつつある中で、政策の立案にあたっては、前例を踏襲したアプローチでは対応が難しくなっています。
当スタジオは、デザインアプローチによる政策や事業立案の実践・研究を行う行政官やデザイナーが所属し、革新的な政策や事業の立案や情報提供、行政・企業活動の事業支援を実施していきます。
※ロンドン学術評価機関Quacquarelli Symonds World University Rankings調べ(2015)
組織概要
STUDIO POLICY DESIGNは、デザインの手法や考え方を通じた、政策の企画立案・実施や企業活動におけるデザイン経営の導入を支援する活動を行い、前例やステレオタイプな考えにとらわれない、創造的な政策や企業経営の実現に寄与することを目的として、具体的に次のような事業を実施して参ります。
(1)行政・企業におけるワークショップや講演の企画・立案
(2)行政・企業活動を支援するツールの開発・提供
(3)スタジオによる行政活動を支援する事業の企画・実施
これまでの事業報告書・決算書は以下より確認いただけます。